専門用語も飛び交うので、意味すら分からないという方も多いでしょう。
実際にNFTを購入するまで何日もかかってしまう方がいるのも現実です。
この記事では『NFTを買う前・始める前に知っておきたい10のこと』を解説します。
全て知っておけば今後はNFT購入について悩むことはありません。
ぼく自身も今ではいくつかのNFTを購入したNFTホルダーですが、最初は全く意味がわかりませんでした。
実際に購入する前に疑問に思った点などをくわしく解説。
この記事を読めば、友人知人にNFTの買い方や始め方を説明できるようになります。
Web3.0に暗号資産取引所の口座開設は必須。
NFTとはデジタル所有権を持った唯一無二のデータ
NFTとは「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」非代替性トークンの訳。
代替が不可能なブロックチェーン上で発行された唯一無二のデータで、あなたのモノだと証明することが可能な暗号資産(仮想通貨)の一種です。
取引記録はブロックチェーン上の「ブロック」に記録するため、「デジタル所有権」として保有することができます。
なので情報が改ざんされることがありません。
NFTの種類でいちばん人気があるのがNFTアート
NFTには様々な種類があります。
ゲームやトレーディングカードや、ファッションや音楽など。
その中でもいちばん話題をさらったのが「NFTアート」の分野です。
TwitterでもNFTアイコンを利用している方をよく見かけないでしょうか?
おそらく興味がない方は「なんで大枚はたいてあんな絵を買うの?」と思っているはず...
自分の好きなキャラクターをSNSアイコンにするのが、日本でも少しづつ流行。
「ファッション感覚」でも楽しむのがNFTアートの魅力です。
キングコング西野亮廣さんもNFTを発行しました。
下記記事で購入方法を解説しています。
⇒キングコング西野亮廣さんのSHINZO(心臓)NFTの買い方を解説
NFTを購入する前・始める前に知っておきたい10のこと
NFTを購入する前にはいくつか手順を踏む必要があります。
NFT購入手順
- 国内暗号資産口座開設
- イーサリアムの購入
- MetaMaskウォレットの作成
- NFTマーケットプレイスでNFT購入
この手順を踏む時に「?」と疑問が出てくる10の用語を解説します。
①暗号資産(仮想通貨)取引所
暗号資産(仮想通貨)取引所とはその名の通り暗号資産を取引する口座を指します。
国内暗号資産取引所
国内取引所の口座は暗号資産売買はもちろんのこと、最終的に日本円への換金に必須。
NFT購入には国内暗号資産取引所の口座を開設して、イーサリアムを購入する必要があります。
海外暗号資産取引所
海外取引所で有名なのはBybit。
取り扱い通貨も数百通貨あるので、主にNFTゲームに課金する場合は海外取引所を利用します。
Web3.0時代には海外取引所も使う頻度が高くなるので、先に口座開設をしておくことがオススメ。
日本語対応もしているので、口座開設自体は全然難しくありません。
②イーサリアム
イーサリアムとはNFTを購入するために必須の暗号資産。
国内暗号資産取引所の口座を開設した後、イーサリアムを購入します。
購入方法も販売所形式、取引所形式に違いがあり、手数料も違います。
③MetaMask(メタマスク)
MetaMask(メタマスク)とは、暗号資産(仮想通貨)を入れるお財布です。
NFTを購入する際にはイーサリアムをMetaMaskウォレットに送金する必要があります。
⇒【ビットフライヤー】イーサリアムをメタマスクに送金する方法
MeTaMask作成方法と注意点は下記記事をご確認ください。
⇒MetaMask(メタマスク)作成方法の手順と3つの注意点を解説
④AL(アローリスト)
AL(アローリスト)とは様々なNFTプロジェクトが配布している優先購入権です。
AL(アローリスト)を手に入れることができると、一般販売よりも早く安く購入することができます。
一般販売後に値上がり確実なNFTを求めて、AL(アローリスト)の獲得のためだけに動くホルダーも存在。
NFT転売で利ザヤを稼ぐことも可能です。
以前までWL(ホワイトリスト)と呼ばれていました。
しかし『差別的な要素が含まれている』ため、AL(アローリスト)と呼び方が変わっています。
⑤GiveAway(ギブアウェイ)
GiveAway(ギブアウェイ)とは無料でNFTアートをプレゼントする企画。
よくXでも見かけた方も多いはず。
フォロー&リポストをしてくれた方の中から抽選でNFTをプレゼントする。
これが主にXでの「giveaway(ギブアウェイ)」企画の一種です。
⑥OpenSea(オープンシー)
(出典:OpenSea)
OpenSea(オープンシー)とは世界最大のNFTマーケットプレイスです。
このOpenSeaを利用して二次流通のNFTを購入・売却するのが一般的。
期間を限定して販売するオークションや、特定の人物に対して販売する形式もあります。
またOpenSeaの手数料は他のNFTマーケットプレイスと比べて安く、手数料は2.5%となっています。
⑦二次流通
リリースされたNFTを購入後、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」に出品して売りに出すのが二次流通です。
二次流通はNFTの転売が繰り返されるたびに、制作者にもロイヤリティが入ってくる仕組みとなっています。
例えば中古DVDを中古ショップに買取を依頼して売れた場合は、アーティストにロイヤリティは入ってきません。
しかしNFTの世界では転売を繰り返しても、ブロックチェーンの技術によって制作者にロイヤリティが入ってくる仕組みになっています。
二次流通でNFTを購入する場合は、下記の記事をごらんください。
⇒【スマホ完全版】OpenSea(オープンシー)でNFTを買う方法
⑧ガス代
ガス代とは手数料のことを指します。
ガス代は発生するタイミング(ネットワークの処理)によって、価格が変動するのが特徴。
ガス代のことを考慮せずギリギリの価格のイーサリアムを購入してしまうと、ガス代分が足らないという事態に陥ります。
結果、何度もイーサリアムを購入することになり、手数料だけで大損をしてしまった......ということに。
NFTを購入する際には「ガス代(手数料)」の存在は必ず理解しておきましょう。
⑨ガチホ
ガチホとはその名の通り「ガチでホールド」するということ。
優先購入権を利用してすぐにNFTを売却するのではなく、それ以上の値上がりや価値を求めて「ガチホ」することを指します。
これはNFTに限らず暗号資産(仮想通貨)投資でも同様。
ビットコインの値上がりを期待して「ガチホ」する。
将来的な発展や値上がりを追い求めてNFTを「ガチホ」するユーザーも少なくありません。
⑩Discord(ディスコード)
Discord(ディスコード)とはオンラインコミュニティの利用に便利な招待制アプリ。
NFTコミュニティのほとんどが、Discordを利用してメッセージのやり取りや優先購入権の登録をさせています。
使い方も非常にかんたんなので、Web3時代にはDiscordの利用が当たり前になってくるでしょう。
まとめ:NFTを一度でいいので購入してみよう!Web3への理解が深まります。
NFTは理屈だけ分かっていても、実際に購入してみないと意味が分からないはず。
NFTの購入はこれからのWeb3時代に必要な暗号資産の取引や、ウォレットの作成など必須になるものばかりです。
web3.0への理解を深めることができ、本業でのビジネスにも必ず役立つので、一度NFTを購入してみるのがおすすめ。
改めてNFTを購入する手順です。
NFT購入手順
- ビットフライヤーで口座開設
- イーサリアムの購入
- MetaMaskウォレットの作成
- NFTマーケットプレイスでNFT購入
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